2019年10月19日AEイベ第一部『帰ってきたGTO 2019』

先日、幕張メッセ展示ホール11で開催された、ももいろクローバーZファンクラブANGEL EYES限定イベント1部「帰ってきたGTO 2019」に行ってきました。

実は本命は2部のガッツリライブだったのですが、1部のスタンディングしか当たらなかった…。朝出る時は雨がパラついていたのですが、到着する頃には、ほぼほぼやんでいました。スタンディングなのに傘がジャマになるやん(実際は、後方の柵に、自己管理で架けられるようになっていました)。

展示ホール10が物販スペースで、ライブ会場である展示ホール11より広いっていう…。まあ、展示ホール9では家具のセールをやっていたので、まあ、物販スペースを挟んで音漏れで迷惑をかけるのを防ぐってことでしょうね。まあ、しゃーないでしょう。

入場すると、縦長の会場の、後方がスタンディングエリアになっています。私の位置からでは、ほぼほぼステージは見えませんが、サイドの柵近くだったので、途中でメンバーがステージを降りて会場内を周ってくれれば、多少は近くで拝めるかなという位置。

ほどなくすると、川上マネが直接指示を出して「スタンディングで身長150cmの人は、エリアを出てサイドの壁際で見ていいよ」というお得意の現場での判断を発動。通路は空けておくということなので、まあ、何かしらこちらに来てくれる演出であろうことが期待されます。

7分ほど押して、Overtureでイベントスタート。衣装は、カオス・コスモスの衣装。この衣装は、いろいろなところで使われていますね。色味がシンプルなので、何かのゲストで呼ばれるようなところでも重宝しているようです。ターンすると、ふわっと裾が広がって、いい衣装だと私も思います。

このGTOは、ファン投票の上位曲をカウントダウン形式でパフォーマンスするというもの。順位はこんな感じでした。 

タイトルはともかく、その後の歌手名「ももいろクローバーZ」って、そもそも必要なの?というツッコミはナシでお願いします。

「Chai Maxx ZERO」は、結構人気のある曲だと思うのですが、なぜかライブではレアな楽曲、いわゆる干され曲ですね。こういう曲が聴けるのが、このイベントの醍醐味。

「あんた飛ばしすぎ」は、最近の定番曲なので、ランクインしているのは意外でした。それだけ強い曲ってことですね。あーりんが歌詞をトチってしまい、その照れ隠しなのか、れにちゃんパートで、しきりにれにちゃんの衣装のすそを捲り上げようとちょっかいを出していたのが印象的でした。 

「最強パレパレード」 は、懐かし曲の代表ですね。確か、武道館の男祭りで歌いましたね。「オーイング」とかももクロ曲では珍しい。この曲では、メンバーがステージを降りて、スタンディングエリアまで周ってきてくれました。あぁ、柵近くに陣取っておいてよかった。至近距離!

「モノクロデッサン」 は、ファンだって、この楽曲が歌いづらくなっているのは百も承知。だからこそ「これから、この曲をどうするの?」という問いかけの投票ですね。決して意地悪をしているワケではありません。ランキングが発表され、ざわつく会場に向けて、夏菜子も「いろいろあったじゃん。歌えないじゃん」と正直に語ってくれました。「歌えないけど、この曲をお届けする」ということで、登場したのが「たまにしか会えないアイドル、美魔女クローバーZ」こと美魔女合唱団(なぜか、セーラー服)。歌のプロ達に混じってステージに立つキングレコードさくみ、偉いよ。今のところは、こういうすかし方が正解かもしれないですね。「やはり、4人のももクロでは歌いませんよ」というメッセージ。「いろいろとあるけど、めげずにいくのさ」です。6色の照明で演出してくれたのもよかったです。そう、この歌は決して5色の歌ではないんですよね。いつか、誰かのソロコンでひとりで歌うとか、そういう形で再び聴くことができれば嬉しいな。

「キミとセカイ」も懐かしい曲ですが、ももクロ楽曲にしては珍しく歌詞にちょっと「エロみ」が入っているので、大人になった今いい感じになってきました。振り付けも変わっているとは思うのですが、何しろスクリーンしか見えないので、細かくはなんとも言えない…。 

「GOUNN」も、ランキングが発表されたときは、会場がざわつきましたね。あれ?でも、今回が4人になって初めてのGOUNNってことでもないですよね?(記憶曖昧)。スカートの裾をつまむ振りが、ちょうどこの日の衣装にぴったりとあっていて、「ああ、だから、今日はこの衣装だったのか」と思いました。ということは、つまり、GOUNNが本日の最重要楽曲といってもいいでしょう。力も入っていたと思います。

「Believe」は、ラップパートがしおりん担当になっていました。この曲でもステージを降りて周ってくれたのですが、ただこの曲の特徴の「集団移動」の振り付けを見ることができなかったのが、ちょい残念。また、どこかでやってくれますかね。

1位の「オレンジノート」は、4人ver.を今年のバレイベで観ていますが、振付が以前のものになっていましたね。あの「お控えなすって」のポーズがあるやつ。特殊なステージではないので、特に制約条件はないはず。200曲を超える局数になった今、振りをつけても年に何度もパフォーマンスをする機会はないので、1回1回、新しいビジョンで振付を考え直すような感じになっていくのでしょうか。なかなか大変ですが、もうメンバーたちは、それに慣れてきているのかもしれませんね。


私は、初現場が、秋葉原でやっていた「ももクノ」なので、この手のテイストのライブは大好きです。4人での歌割りや振付が仕上がっていない状態での「ももクノ」が難しいのは理解していますので、今回のような投票形式や、メンバー考案のセトリ、あるいは佐々木さんとは別の演出を立てるなど、もっとセトリの組み方を広げるようなライブがあるといいですね。